金正恩氏が署名「新しい歴史は今から」
金正恩氏が板門店の韓国側施設「平和の家」で芳名録に署名した。「新しい歴史は今から。平和の時代、歴史の出発点から」と記帳した。韓国のテレビ局によると、金正恩氏の妹の金与正氏が、モンブランの万年筆を差し出し、それを使って署名したという。
モンブラン (Montblanc) はスイスの装飾品コングロマリット、リシュモングループが所有する筆記具ブランドである。
ドイツを起源とした筆記具メーカーとしてのモンブランはもはや存在しておらず、リシュモングループが所有するブランドのひとつとなっている。 買収される前のモンブランは長年、高品質な筆記具をつくり続けてきたが、リシュモングループに買収されて以来腕時計、フレグランス、革製品など多角化にのり出した結果、2013年度の売上高の6割弱は腕時計、フレグランス、革製品などが占めており、筆記具は非中核ビジネスという位置づけとなっている。
製品には、アルプス最高峰モンブランの頂きを覆う雪をイメージした、白い星型のマーク(「ホワイトスター」)が付くことで有名。代表的製品であるマイスターシュテュックのペン先にはモンブラン山の標高である「4810」が刻まれている。
(モンブラン (企業) - Wikipediaより引用)
モンブランの万年筆は北朝鮮側で用意したとのことです。
北朝鮮なら万年筆も自国のものを使ってアピールしてそうですが、正統派なモンブランを使うというのが新鮮です。
モンブランの起源はドイツにあり、そこから東西統一を類推させるので、南北統一の意思があるという暗喩として使われた、という見方もあるようですが...
モンブランは歴史のあるメーカーですから、いろいろと意味をつけようとすればつけられるような気がしますね。
色々想像してみました。
- モンブランのロゴ、ホワイトスターは宇宙を類推させる→宇宙開発の意思があるという意味だ!
- 中立国スイスの万年筆で、平和の家で署名する、という単なるポーズ。
- 経済制裁受けても高級品くらい密輸入できますよ、という挑発
陰謀論になりそうなので、ここら辺でやめにします。
とはいえ、平和な結果が今後の歩み寄りで待っていることを祈ります。